売野雅勇さんの作詞方法
売野雅勇さんの代表的作詞方法は二種類に分類出来ると思います
まずひとつめは
元広告代理店コピーライターらしい
時代を切り取った言葉を多用するものめ組のひと
2億4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜
挑発∞(MUGENDAI)
サムライ・ニッポン
摩天楼ブルース
六本木純情派
湾岸太陽族
夏のクラクション
想い出のビーチクラブ・・・・・etc
もうひとつは
企画としてのオールディズもの
涙のリクエスト
星屑のステージ
ジュリアに傷心
背番号のないエース・・・・・etc
そして以上の二種類をミックスしたものが
中森明菜さんの作品
そしてこれらの何れにも当てはまらないのが
河合奈保子さんの作品
ということになると思います
百恵さんの楽曲あたりを目安にした昭和の不良少女歌謡をベースに
何処か懐かしい不良言葉のスパイスを足した”夜露死苦歌謡曲”は”
ちょっぴり不良のビーバップ世代”を
後出の工藤静香と共に虜にしました
特にその決め科白は
山口百恵さんや三原順子さんを超える
”男気溢れる可愛い不良少女”像を
耳に残るフレーズで印象づける仕事は流石です
じゃじゃ馬明菜嬢を見事に乗りこなした感じですね
中森明菜さんの決め科白
少女A
じれぇたぁ〜いじぃれったいぃ〜
そんなのどぉ〜でもかんけいなぁいわぁ〜
1/2の神話
たぁいどとぉう〜らはらにぃ〜
うしろゆびをさすのぉ〜
いいかげんにしてぇ〜〜
禁句
きぃもちぃうらはらぁ〜
でぇ〜きぃない〜そうだんねぇ〜
十戒(1984)
ぐずぅねぇ〜
つけあがるのわるいくせだわぁ〜
はぁっぱぁ〜かけたげる
イライラするわぁ〜
それに対して河合奈保子作品で目立つのは
本編の物語詞ではなくて
UNバランス のイントロの
「ルルルルルゥ・・・」というスキャットジェラストレイン のサビのところの
「let us back ジェラストレイン harry up」のコーラスや
その後の 「ha…aaha….」 といったシャゥト(?)
つまり売野さんの言葉力は
河合奈保子という声の楽器には勝てなかった・・ということ
これが力量不足の意味あいです
売野さん自身が従来のアイドル歌謡曲にない新しい試みをしようとしたこと
その為に従来の自身の手法を捨て去り挑戦者として闘ったこと
は確かなのでその姿勢には敬意を示したいです
#商業的には兎も角ファンからは決して高い評価は貰えませんでしたが
その方法論についてはBOXの御自身のインタビューを参照下さい
あえて自分が不得意なジャンルである”詩的な表現”に挑戦したことに
関する考察はいつか本編で




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