あの作家(ひと)のこの楽曲(うた)
谷山浩子 こわれたオルゴール 大いなる勘違い
奈保子さんにはフォークソングが似合わないように思います。あまりにも歌詞に忠実に情感を
込めすぎて歌い上げるが故に、歌が演歌調に重苦しくなりがちになるのです。
洋楽のフォークソングのカバーを聴くと余計にそう思います。訳詞の方が心地良く聞こえます。
そんな中、フォークソングとしては出色の出来なのがこの「こわれたオルゴール」でしょう。
人間ではなくモノ(オルゴール)に思いを託した分、案外さらりと耳に入ります。
メルヘンと現実世界をバランス良く描き分けた歌詞は絶妙です。
あまりの現実離れ感が逆に都合良く作用した一曲でしょう。
この楽曲の好評さを受けアルバム片面の作曲を依頼しますが、これは明らかにミスマッチでしょう。元々
奈保子さんにはメロディ重視の楽曲が合い、歌詞重視の谷山さんの起用はある意味博打なのですが
奈保子さん寄りでも谷山さん寄りでもない世界は中途半端で、とても共感できるものではない感じです。
”ニューミュージックの森光子”谷山浩子さんは素晴らしいシンガソングライターではありますが、
コンポーザーとしては素材を選ぶ過激な調味料です。このアルバムは大ヒットシングルを含むもので、
その全盛時に発売されながらセールス的には以外にふるいませんでした。
大村雅朗 スマイル・フォー・ミー ソリッドな感じに仕上げました
筒美京平 ジェラストレイン 常に真剣勝負です
馬飼野康二 トワイライトドリーム バラードを歌わせて
竹内まりや けんかをやめて ボーカリストと処女作トと処女作
石川優子 スカイパーク すべてのはじまりはここから
八神純子 コントロール 私以外は歌えないわよ
来生姉弟 恋ならば少し 貴方に歌って貰うために
尾崎亜美 プリズムムーン 七色の魔法使いに会った日